ローリングの痛みとくすぐったさ
ローリング療法は、各種の器具(自動式、手動式)を使用し、体の各部位をローリングして、病気を原因から治そうと言うものです。
ローリングしますと、病気別にくすぐったい(擽感)ところや、痛い(しこり)と感じるところがあります。この擽感(くすぐったい)やしこり(痛み)が病気を発生させる原因となっているのです。
これらをなくせば、血液の循環が良くなり、私たちの身体が本来そなえている自然治癒力によって、病気は自然に良くなっていきます。
何事にも原因と結果があるように、いま表に出てきている病気自体は、原因ではなく結果だと考えられます。結果である病気を治すためには、何よりもまず、原因となっている擽感やしこりを取り除くことが大切です。
【なぜくすぐったいのか?】
『擽感』は、ローリング療法に極めて特徴的な感覚だと言えます。
初めてローリング療法を受けられる方の大半に、この「擽感」が見受けられます。
この「擽感」を感じる部分は、体の中でも特に血液循環の悪い部分です。大抵は1〜2回の治療でこの擽感は消失します。
なぜ血液循環が悪いと、くすぐったく感じるのでしょう?
日本人なら大抵の方は、長時間の正座の後に足の感覚がおかしくなった、という経験をされたことがあると思います。特に、正座によって悪くなった足の血液循環が回復しようとする際には、なんとも言えないむずむずとした気持ち悪い感覚を覚えます。
血液循環が悪くなると、感覚が麻痺したように鈍くなったり、或いは軽く触れただけで痛みを感じたり、というように感覚が異常になる場合があります。
ローリング療法では、痛みを感じる部分より、くすぐったく感じる部分の方がより血行が悪いと判断されます。その証拠に、治療をして擽感が消えると、徐々に軽い痛みを感じるようになります。これは擽感が取れたことで、一段階血液循環が改善されたことを意味します。
ローリングの反応について
ローリング療法は、各種の器具(自動式、手動式)を使用し、体の各部位をローリングして、病気を原因から治そうと言うものです。
ローリングしますと、病気別にくすぐったい(擽感)ところや、痛い(しこり)と感じるところがあります。この擽感(くすぐったい)やしこり(痛み)が病気を発生させる原因となっているのです。
これらをなくせば、血液の循環が良くなり、私たちの身体が本来そなえている自然治癒力によって、病気は自然に良くなっていきます。
何事にも原因と結果があるように、いま表に出てきている病気自体は、原因ではなく結果だと考えられます。結果である病気を治すためには、何よりもまず、原因となっている擽感やしこりを取り除くことが大切です。
【反応、及び反応の起こる理由は】
反応とは、体を健康体へと変化させる、つまり、ローリングして不完全燃焼の血液を完全燃焼へと変化させるために起こすもので、丁度、運動した後、筋肉痛が起こったり、疲れたりするのと同じ様に、必然的に起こるものです。
例えるならば、汚れた洗濯物を洗濯すると水が濁りますね。しかし汚れを落とすには、この水の汚れも避けることは出来ません。同じように、体のよごれ(すなわち、しこり、擽感)を落とす為に、一時的に反応が起こるのです。
つまり、反応は、薬の副作用などとは全く意味が違い、慢性病を根本的に治すための一過程として起こるもので、云うなれば病気が回復へ向かっている証拠なのです。
もちろん、治療の際の痛みや擽感の感覚が人によって違うように、反応も、全ての人に起こるわけではありません。
また、継続してローリング療法を受けていくことで、この反応は徐々に起こらなくなっていきます。
【反応として現れやすい症状】
1.体がだるくなる。
2.微熱が出る。
3.眠気がさす。又は眠りすぎるくらい良く眠る。
4.痛みのある病気は一時的に痛みが増す。
5.吐き気がする。
6.かゆみが出る。
7.食欲が出過ぎる。
などがあり、これらの症状は2つ以上重複して表れる場合もあります。
【反応が起こった時は】
痛みがひどくなったり、痛みが出た時は、極力安静にし、当ローリング健康センターまでご相談ください。
体がだるい、つらい、眠い時などは、反応にさからわずに良く眠って頂くと体調が早く整い、病気の治りも早くなります。
ただし、食欲が出た場合は、食べ過ぎない様に注意してください。
【反応の特徴】
ローリング療法の反応は、早い人ではその日のうちに、遅い人でも5日以内くらいには起きます。
実際には殆どの場合1〜2日ほどで治まりますが、上記のような症状が3日以上続く時は、他の原因も考えられますので、必ず担当の先生にご相談ください。
また、ローリング療法の反応の出かたには個人差があり、いくら軽くローリングしても反応が強く出る人もいれば、逆に強くローリングしないと効かない人もいます。
ご自身の病気や症状を1日も早く治す為にも、患者さんお一人お一人のご理解とご協力が必要です。強すぎたり、弱すぎたり時、また分からない事などは、担当の先生か、院長までご遠慮なくお申し出下さい。
来院できない場合は、お電話でも結構ですので、いつでもご相談ください。